デジュリン・ルーシー症候群とは?
デジュリン・ルーシー症候群(Dejerine-Roussy症候群)
別名、視床症候群という。視床の血流が障害されることにより視床痛、軽度の運動麻痺、不随意運動、運動失調、深部感覚障害などの症状を呈するもの。
他、脳卒中関連の症候群として有名なものにワレンベルグ症候群、ゲルストマン症候群などがある。
ワレンベルグ症候群(延髄外側症候群)
椎骨動脈の分岐で後下小脳動脈領域である延髄外側部の梗塞により起こる症状。
病側の症状は眼振・めまい・球麻痺、カーテン徴候、味覚障害、顔面の温痛覚障害、小脳失調がある。
反対側の症状は頸から下の温痛覚障害が挙げられる。
ゲルストマン症候群
頭頂葉の左角回の障害により、手指失認、左右失認、失書、失算の4徴を呈するもの。