看護勉強ノート

新人看護師の勉強まとめ

胸腔ドレーンについて

●胸腔ドレーンとは
胸腔内に留置され、気胸や胸水、 農胸などの治療としてドレナージ目的に使われる管
ロカール、トラカール、 トロッカー等とも呼ばれる
特に、気胸に対する脱気には、 トロッカーと呼ばれることが多い

●太さと部位
·気胸の場合 12~16Fr、肺尖部(鎖骨線上第2肋間)
·胸水の場合 24~32FF、肺底部付近(中廠高線上第5~6肋間)

●ドレーンのボトル
近いほうから。
排液ボトル→液体をためる。
水封ボトル→排液ボトルを経た気体を水中に出す。
体外から空気が胸腔内に流入しないようにしている。
吸引圧ボトル→吸引圧の調整を行う。

●胸腔ドレーン挿入中の看護のボイント
・ドレーン挿入部の清潔保持。
ドレーン刺入部の状態 疼痛、腫脹、浸出液、皮下気腫の有無。
・ドレーンの固定
状態。
糸のゆるみの有無、テープの固定状態、 ドレーンとボトルの接続の状態。
・ボトルが倒れないよう固定されているか。
・ドレーンの閉塞の有無。
・ねじれの有無、排液の粘稠度(つまりそうならミルキングする)
・排液の量、性状。
・水封部、吸引圧部に適切な量の水があるか。
・エアリーク(気胸の脱気目的の時)の有無、呼吸性移動の有無