看護勉強ノート

新人看護師の勉強まとめ

ステロイドパルス療法の看護

ステロイドパルス療法について

●パルス療法とは
3日間点滴でメチルプレドニゾロン 500~1000mgを投与を1クールとして、 数週間毎に数クール繰り返す治療法のこと。1クールだけのこともある。
点滴後は内服に切り替え徐々にステロイドを減らしていく。 すぐに止めることもある。
→副腎不全や離脱症状のリスクがあるため徐々に減らす

●作用
抗炎症作用、免疫抑制作用

●副作用
当日~数日で出るもの→高血糖、 精神症状、不整脈、高血圧
数日してから出るもの→易感染、 骨粗しょう症、 消化器症状など


●めも
ステロイドを止めるとなぜ副幣不全になるか?
長時間ステロイドを外部から補給していると副腎皮質が委縮してステロイドを作る力が弱くなる。
→この状態でステロイドを急にやめると体内のステロイドの量が急激に減少し、不足したステロイドを副腎皮質から補うことができず副腎不全となる。
副腎不全の症状→全身倦怠感、食欲不振、嘔吐、下痢等